VR180カメラを作る

前回、VR180の写真をαで作る話を書いたんだけど、やはり人を撮るには同時にシャッターが切れないとつらい。

そんなわけでMeikeの魚眼をもう一つ買った。

VR180

レリーズケーブルは、中華なレリーズケーブルを2つ買って、適当にはんだ付けしたものを作った。

こいつで同時にシャッターを着ることができるからマニュアルでフォーカスを合わせて、マニュアルで露出を決めたらいい感じで円周魚眼の写真が2枚撮れる。

その後が問題で、以下のフローを実行する必要がある。

  1. lightroomで現像する
  2. いらない部分(上下1000pxずつ)を切る
  3. 2DMで円周魚眼を正距円筒図法(equirectangular)に変換する
  4. いらない部分(左右1000pxずつ)を切る
  5. 左右が少しずれている(レンズの個体差?)のでいい感じなるように合わせる
  6. パイソンのスクリプトでVR180のメタデータをくっつける

見たいなフローになる。超めんどくさい

適当にこのフローをアシストするソフトを書いて、かなり楽になった。

とりあえずα5100、2台でのVR180写真はMirageCameraにくらべて断然美しい写真が撮れる。

まじで感動する。

2018-10-27-CutL0059.vr

けど、見るのがOculusGOに転送して見ないといけないの、大変。

あとはマニュアルフォーカス辛い、マニュアル露出も辛い、レリーズで扱うの辛い

などなど、いろいろ大変なこともあるけど、むちゃむちゃよろしい写真が撮れるので頑張る!

マルチコプターの制御をiPhoneでやることにした

RedparkのiPhoneのDockをシリアルに変換できるボードを買った。

Redpark – Console Cable – L2-RJ45V

この製品を発見したので、windows機を飛ばそうと思ってたのだけど、iPhoneを飛ばすことにした。

ArduinoのMultiwiiボードをモーターの制御だけに使うことにする。

iPhoneのジャイロと加速度センサーと電子コンパスとGPSで姿勢制御させる。そんでモーターの情報だけArduinoにシリアルで送信してモーターを回す。

PIDのコードはそんなにむつかしくないので、CoreMotionから姿勢をとって、目標の姿勢に向かう制御を適当に書いてみた。

その結果がこれ。

 

これ別に自分で振り回してるわけじゃないんだ。かってに振り回されちゃうわけ。

プロペラの推力の応答性が悪いから発振してしまう。

これはあかん。ジャイロをみて、角速度も制御しないといけないぽい

 

 

Kensingtonの神なケーブル

さっきの Fisica とか Line6 の MIDI mobilizer とかエクスターナルアクセサリーを使ったアプリのデバッグは大変。Dockコネクタがアクセサリーで埋まっているから直接のデバッグができなくて、Printfデバッグ的なことになりがち。

ところがそんな不便なEAのデバッグをすごく便利にしてくれるケーブルがありました。

Kensington 4-in 1 car charger for ipod

カーチャージャなんだけど、Dockコネクタの反対側にメスのDockコネクタが付いてる。しかも全結線されてるらしい。

こいつのメスにFisicaとかを突き刺して、USBをMacにつなげばEAを使いながらデバグもできちゃう!すごい!

でも残念なことにすでに生産を中止しているらしいです・・・・

一番いけてるiPhoneマウンター

いくつかiPhoneを自転車に付けるマウンターを試してみたけど、いまんとこ一番いいのはこれ。

GoRide iPhone BIKE MOUNT

41hZATXdNyL._AA300_

僕はUSから輸入したんだけど、いつの間にかAmazonで買えるようになってる。ステムにつけるならこれがいまのところ一番いい。固定する爪が折れるトラブルがいくつか上がっているけど、いまのところ大丈夫。爪のうらに引っ掛けるポッチがあるんだけど、そいつの角をすこしカッターで削ってあげると着け外しの時のテンションが弱くなって耐久性が上がるかも。

ハンドルにマウントするタイプは振動でずれやすかったり、バランスが悪かったりするのでロードバイクにはあんまり向かないと思う。ステムに付ける方がいい。

こいつはマウンタだけも売っているので、バイクを何台か持ってるひとにもおすすめ。

GoRide iPhone BASE MOUNT

41Ro5KkWqVL._SL500_AA300_

Make Tokyo Meeting 04 いってまいりました

Make Tokyo Meeting 04

いってきたよ。今年も面白いものがたくさんあった。僕が気に入ったのを紹介。

まずは、ウダー。これすごいよかった。ベロシティがとれるのしらんかった。

演奏技術もすばらしい。ぜひ商品化までがんばってほしいと思った。

ベースの弦をつかったピアノのようなもの。これもなかなか発想が良い感じ。

僕も一個作ってみたい。

これは何をつかっているか聞きそびれたけど、電子的にハンドベルのようなものをつくってる。見た目が美しくてよかった。

IAMASの学生さん、JammingGear ビートのビジュアル化という面や、玩具としての完成度では郡をぬいてた。これもまた商品化してほしいなぁ。

僕がFingerPianoを作ったワケ

最近、自分がどうなりたいのか、自分が何をつくっていくべきか迷う。

やから、元にもどって、僕のコアな部分って何なのか考えてみた。以下ポエムですが・・・

始まりはYoutubeのビデオ

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=3f4MLDFdw8A%5D

この動画。カノンを弾いている、べつにすごく巧い訳でもないんだけど、心に響くものがあって、感動したんだなー。

何回も見るうちに、この素晴らしさを誰かに伝えたいと思うようになった。僕が感動するものを、一緒に共有してほしい。

このカノンの素晴らしさを伝えたい。

だから僕は自分で弾くことにした。

少し練習してみて、同じ音色が自分の指先から生まれることに驚いた。ピアノまじスゲエ。

でも、僕は楽譜が読めない、読めてもキーとマッピングできない。訓練できっとマッピングできるようになるけど、そこはプログラマー、Computer Aided Musicと行ってみようと思った。

こうして、FingerPianoは生まれた。

そんで、結果的には僕は結婚式で嫁さんにカノンと感動をとどけることができたんだな。僕にとっても素晴らしい経験を、よめさんにとっても素晴らしいプレゼントができた。

結局は僕が面白いと思ったことや、美しいと思ったことを伝えること、感じたことを共有してもらうこと、これが僕のやりたいことなんやと気づいた。

だから、楽しいことやら、便利なことやらを思いっきりやって、それを咀嚼して僕のエッセンスを加えて、再配布することが僕のやるべきことなんだ。

もっと新しいことをしって、できることをじゃんじゃん増やして、そんでミックスしてアプトプットしていく。それで良いんやと思う。

やりたいことを外から見つけちゃいけない。それはやりたいことじゃない。自分の心が感じるやりたいこと、楽しいことに気づかないとあかん。

感動のキャリアとしてがんばりたいと思う。

PICnomeおもろい

picnome

monomeというデバイスがある。フィジカルコントローラとかの仲間でしょうか。要するにMIDIコントローラみたいなやつ

それのPICバージョン、PICnomeというのをtkrworksさんが作ってる。

どうやらテノリオンみたいに演奏してつかったりすることが多いみたい。でも、僕は光るおもちゃって感じに思います。

OSCというプロトコルでメッセージを送りつければ、光らせることができる。ボタンを押すとOSCでメッセージがくるので適当にレスポンスすればよい。

OSCプロトコルの実装はいろいろな言語で行われているので、そいつを使うと楽。僕は.netのBespokeOSCというのを使ってる。基本はUDPで送受信なのでコネクションを考えなくてよくてちょー楽。

そんなわけで、音が出るやつを作り中。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=L9QFxHCUsiY%5D [youtube:http://www.youtube.com/watch?v=kE9agVKb-gQ%5D

kousei1

構成はこんな感じ。PICnomeSerialがうごかなくて大変だった。うまく接続できるとOpenがCloseに変る。変んないときはなんかエラーがおこってるからね〜。僕はUUCPグループのメンバーに自分のアカウントを追加するときにユーザー名を間違えてた。注意。