Nexus One の印象

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Nexus One ゲット!!

運んでくれたAndohさん、発注してくれた吉川さんありがとうございます。

とりあえず、iPhone SIMを差して一日使ってみた感じはiPhone3GSにはまだまだ追いつけてないのかもという感じ。

でもDevPhoneと比べたら相当良いです。かなり早くなってるし、タッチパネルのレスポンスもそれなりにいい。

でも全体的にはガサツな感じはぬぐい去れません。Windows的な印象。

本体のデザイン

個人的にはカッコよくもダサくもないかなと。でも、少しもちにくい。特に下側4つのボタンを押すのはちょっと辛くて落としそう。裏側にiPhoneみたいなアールがないから手にフィットしない。

厚さはiPhoneよりちょっとだけ薄い。ちょっとだけなんだけど、ポケットに入れた印象は結構薄く感じる。

液晶

高解像度の有機ELディスプレイということで結構期待していたんですが、そんなに素晴らしくはないです。高解像度でもあんまり変わらない印象。でも黒が結構黒いです。高解像度なので、文字は綺麗かと思いきや、標準のフォントはデザインが悪くてあんまり美しくないです。iPhoneの方がよっぽど綺麗。

タッチパネルのレスポンス

かなり良くなったけど、iPhoneと比べるともたつくし精度もわるい。僕はタッチするポイントがちょっと上にずれてる印象。でもつかえないというレベルではなくて、実用的には十分な感じ。

通知

これは圧倒的にAndroidがいい。StatusBarのところをドラッグするとメールがきたとか、TwitterのMessageがきたとかが並んで表示される。すごく使い易い。ここはiPhoneも見習うべき

カメラ

500万画素なんだけど、個人的には写真は解像度じゃないと思うので解像度はどうでもいいかなっと。全体的にすごく彩度が高くて不自然。プレビューしている時からめっちゃ色が濃い。あんまりすきじゃないなぁ。シャッターのレリーズラグはそこそこよい。フラッシュはなかなか良い。

カメラはハードはそんなにだけど、Flickr by Pixelpipeを使ったオートアップロードはすごくよい。これは、写真を撮るとバックグラウンドでFlickrにアップロードしてくれるんだけどめっちゃ便利。

ホームボタン

Nexus Oneは画面の下のほうに4つのボタン(戻る、設定、ホーム、検索)があるんだけど、これがタッチセンサーですこぶる反応がわるい。ハードボタンか、もう少しまともにして欲しい。

今のところはこんな感じ。しばらく使ってみます。

そしてMakeにちょっとだけ出展してました

じつは今回はちょっとだけ参加もしたのだ。

僕の新作、カボチャ(仮)。iPhoneをつかったWindController。iPhone 3台で演奏する感じ。

今は三台が独立して動いていてPCに向かってOSCを投げてる。PCがOSC – MIDI変換をしてMIDI音源を鳴らしております。

まだまだこれからですよ!

演奏があんまりにも下手で困ってますけど(汗

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=f_U9rPDPX6U%5D

Make Tokyo Meeting 04 いってまいりました

Make Tokyo Meeting 04

いってきたよ。今年も面白いものがたくさんあった。僕が気に入ったのを紹介。

まずは、ウダー。これすごいよかった。ベロシティがとれるのしらんかった。

演奏技術もすばらしい。ぜひ商品化までがんばってほしいと思った。

ベースの弦をつかったピアノのようなもの。これもなかなか発想が良い感じ。

僕も一個作ってみたい。

これは何をつかっているか聞きそびれたけど、電子的にハンドベルのようなものをつくってる。見た目が美しくてよかった。

IAMASの学生さん、JammingGear ビートのビジュアル化という面や、玩具としての完成度では郡をぬいてた。これもまた商品化してほしいなぁ。

CEATECいってきました!

CEATEC2009にYAMAHAさんと、Tonchidotさんと一緒にコラボレーションをしました。

今回のコラボは、FingerPianoを弾くと、YAMAHAのピアノが鳴って動くっていうのと、YAMAHAのピアノを弾くと、それがエアタグになってセカイカメラに表示され、それをFingerPianoで弾く事ができるっていうなかなかわけのわからないような企画です。

でも、実際FingerPianoを弾いて、本物のピアノが鳴るというのは楽しいものです。

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プレス向けのときに、テレビ東京のアナウンサーさんに一緒に連弾を楽しんでもらったりしています。

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ブースではYAMAHAの社員さんとFingerPianoとピアノで一緒に音楽を楽しむ事が出来ます。FingerPianoでおぼつかない感じに弾いても、ピアノ奏者が適当にいい感じに伴奏を入れてくれたりします。ちなみに写真の方は、元プロのジャズピアニストさんです。

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ステージでは、僕もしゃべったりしました。FingerPiano開発秘話みたいなの。ものすごく大勢の方に聞いていただけてありがたかったです。

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セカイカメラとの連携ではこんな感じに見えます。FingerPianoのタグが打て居るのがわかるでしょうか。これをタップするとFingerPianoが起動して、演奏をなぞる事が出来ました。

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そして、米国メディアパネルから、FingerPianoShareにコンテンツ&ソフトウェア賞をいただきました。

非常に名誉な賞をいただいてありがとうございます〜

一般の方とふれあえて、音楽を楽しむという事と、自分の作ったもので楽しんでもらえる事を実感したイベントになりました。

僕としては、開発するということの意味の原点に戻れたような気がします。

YAMAHAのみなさん、頓智のみなさん、そしてなによりお客さんに感謝です。

僕がFingerPianoを作ったワケ

最近、自分がどうなりたいのか、自分が何をつくっていくべきか迷う。

やから、元にもどって、僕のコアな部分って何なのか考えてみた。以下ポエムですが・・・

始まりはYoutubeのビデオ

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=3f4MLDFdw8A%5D

この動画。カノンを弾いている、べつにすごく巧い訳でもないんだけど、心に響くものがあって、感動したんだなー。

何回も見るうちに、この素晴らしさを誰かに伝えたいと思うようになった。僕が感動するものを、一緒に共有してほしい。

このカノンの素晴らしさを伝えたい。

だから僕は自分で弾くことにした。

少し練習してみて、同じ音色が自分の指先から生まれることに驚いた。ピアノまじスゲエ。

でも、僕は楽譜が読めない、読めてもキーとマッピングできない。訓練できっとマッピングできるようになるけど、そこはプログラマー、Computer Aided Musicと行ってみようと思った。

こうして、FingerPianoは生まれた。

そんで、結果的には僕は結婚式で嫁さんにカノンと感動をとどけることができたんだな。僕にとっても素晴らしい経験を、よめさんにとっても素晴らしいプレゼントができた。

結局は僕が面白いと思ったことや、美しいと思ったことを伝えること、感じたことを共有してもらうこと、これが僕のやりたいことなんやと気づいた。

だから、楽しいことやら、便利なことやらを思いっきりやって、それを咀嚼して僕のエッセンスを加えて、再配布することが僕のやるべきことなんだ。

もっと新しいことをしって、できることをじゃんじゃん増やして、そんでミックスしてアプトプットしていく。それで良いんやと思う。

やりたいことを外から見つけちゃいけない。それはやりたいことじゃない。自分の心が感じるやりたいこと、楽しいことに気づかないとあかん。

感動のキャリアとしてがんばりたいと思う。

PICnomeおもろい

picnome

monomeというデバイスがある。フィジカルコントローラとかの仲間でしょうか。要するにMIDIコントローラみたいなやつ

それのPICバージョン、PICnomeというのをtkrworksさんが作ってる。

どうやらテノリオンみたいに演奏してつかったりすることが多いみたい。でも、僕は光るおもちゃって感じに思います。

OSCというプロトコルでメッセージを送りつければ、光らせることができる。ボタンを押すとOSCでメッセージがくるので適当にレスポンスすればよい。

OSCプロトコルの実装はいろいろな言語で行われているので、そいつを使うと楽。僕は.netのBespokeOSCというのを使ってる。基本はUDPで送受信なのでコネクションを考えなくてよくてちょー楽。

そんなわけで、音が出るやつを作り中。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=L9QFxHCUsiY%5D [youtube:http://www.youtube.com/watch?v=kE9agVKb-gQ%5D

kousei1

構成はこんな感じ。PICnomeSerialがうごかなくて大変だった。うまく接続できるとOpenがCloseに変る。変んないときはなんかエラーがおこってるからね〜。僕はUUCPグループのメンバーに自分のアカウントを追加するときにユーザー名を間違えてた。注意。

Arduinoでシンセサイザーをつくる

オープンソース「ソフトウェア」ではなくて、オープンソース「ハードウェア」ってのがある。回路図やらファームウェアやらがオープンになっているハードウェアだ。それの代表(?)的なやつにArduinoというマイコンがある。

こいつがなかなか素晴らしくて、ProcessingみたいなIDEがついていて、簡単な言語で記述すればさくっと動く。つないでスケッチを描いて実行って押すだけでマイコンが動く。

そんなわけで、Audiuinoというオープンソースのシンセサイザーをつくってみた。

[youtube:http://www.youtube.com/watch?v=LP2lGtHwqbI%5D

iPhoneで撮ったら音が小さい。ごめんね。

参考にしたのは、第6回「シンプルなのに出音がすごいシンセサイザ – Auduino入門」

イカした音がでて楽しいのでぜひ!

iPhoneでSQLiteを簡単に使う

iPhoneは標準でSQLiteのエンジンを搭載しています。Spotlightとかにつかわれているやつですね。

SQLiteのライブラリはCっぽいというか、比オブジェクト指向な感じでイヤです。

こいつを簡単にラップしているFMDBというライブラリがあります。おすすめ

DBをFireFoxの拡張、SQLiteManagerで作って適当にプロジェクトに追加してみたいな感じでやったると非常に簡単に扱えます。

あとはCoreDataとどっちがいいかという感じですが、僕はO/Rマッピングがイマイチ信じきれてないので結局直でSQLをたたく方が好みかもしれません。