ルート
富士宮口から登頂を目指し、ご来光を見る予定。出発点の標高は2380mあって、主要ルートの中で最短距離。上り下りが同じルートなのですれ違いが発生する
スケジュール
2011/7/17 18:00頃から五合目に入って2時間くらい高度順応。20:00頃から登り始める。ご来光の4:30までに登頂する。その後下山。
装備
そんなに特殊なものはないけど、なるべく最小限のものをもっていきたいところ。
- ザック (ノースフェース テルス30)
- ステッキ(ブラックダイヤモンド トレイル ショック コンパクト)
- 雨具(モンベル ストームクルーザー上下)
- フリース(ユニクロ)
- 上着(ノースフェース フレックスフーディー)
- ニット帽
- 日焼け止め
- カメラ(コンデジ)
- 手袋(スノーボード用、自転車用の薄いやつ)
- 行動食(ウィダーx2、カロリーメイト、おにぎりx2、ポイフル、飴
- 飲み物(アクエリアス 700ml、水 500ml、お茶 500ml)
- ライト
- 着圧タイツ(スキンズ)
- 山用のズボン(ノースフェース クンブーパンツ)
- 半袖シャツ(ユニクロ ドライ)
- 長袖シャツ(ユニクロ ドライ)
- 靴下
- 靴
- ヘッドライト
持っていったほうがよかったと思った物
もっと暖かいもの、ダウンとかがあったらよかったかもしれない。でもそのへんは重さとのトレードオフなので微妙かも。
高山病
僕はほとんど空気の薄い高地に行ったことはない。富士山の2週間前に乗鞍岳に自転車で登ってしばらくそこにいたくらい。
僕は8合目付近から頭痛がしてきた。そこから登頂、下山して9.5合目付近までは元気だったんだけど、その後けっこう強い頭痛で立ち止まると頭が痛くて結構辛かった。しばらくパーティーのメンバと一緒に下山していたけど、頭痛が酷くてメンバを待つことが難しくなってきたので単独で下山。7合目付近まで降りてくるとだんだん症状がよくなり、5ご梅に戻る頃には完治した。頂上から5合目まで降りると酸素がすげえ濃く感じる。
今回のメンバには女の子が3人いたけど、うち二人が7合目付近で高山病でやむなく下山。付き添いに男二人が一緒に下山した。貧血状態で登るとほぼダメみたい。
雰囲気
五合目から六合目までは緩い傾斜で岩も少なく砂利のような道でらくらく。でもペース抑えめで。
六合目から新七合目、元祖七合目あたりで結構寒くなってくる。フリースとかを着込む感じ。ここで高山病で4人離脱。みんなまだ結構元気で余裕ある感じ。
八合目だんだん岩が多くなって傾斜も少しきつくなってくる。だんだん登る人が増えてきて列ができたりしてきた。高度があがって少しだけ頭が痛くなったり。
九合目寒い。もう結構フル装備。雲が出てきて霧の中を歩く。レインジャケットを着る。結構弱ってきて、登るのしんどい。
9.5合目。かなり寒い。フル装備でも寒くて休んでるのはちょっと難しい。動き出せばそれなりにあったまるけど、でも寒かった。9.5から山頂までは全部列ができて、自分のペースで登ることが出来なくなる。かなりゆっくりしたペースで登って、しばらく止まってを繰り返す。空気が薄くなってるのが明らかにわかって、呼吸に気を使うかも。9.5から山頂までが一番きつかった。傾斜も強い。でもなにより自分のペースで登れないのが辛い。
山頂。寒寒。ご来光は霧の中で全くみれず。残念。でもそんなことを気にしてる余裕がない・・・寒くて寒くて。山小屋でラーメンを食べてみたけど、あんまし美味しくなかった。でもちょっと体があったまってそれはよかった。
下山もなにげにしんどい。山頂から8合目くらいまでは落差が大きくて気を使う。7合目くらいまで降りてきたらかなり快適になるのでちょっと余裕出るかも。7合目付近は腫れてたので下界が一望できてすごく綺麗。でも僕はそれをじっくりみてる余裕なし。8合目以降山小屋を全部スルーしてノンストップで五合目まで下った。下がるに従って体がすごく動くようになってくるのがわかる。
富士山は上の方は山自体の美しさは全然なくて、ただただ瓦礫の山でちょっとつまんないかも。